とても長いゲームの夢
長い長い夢を見た。鮨詰めの状態の大型バスでどこかへ運ばれていく。とにかくぎゅうぎゅうで狭苦しい。持ち物が嵩張り、私は必死に手荷物を自分の方へ引き寄せている。
映画館のような巨大な建物へたどり着く。すでにバスが何台駐車しているのが見える。細長く、何もない通路を大勢の人で歩いていく。その中に何人か同行者を見つけて、なんとかついていく。大きな扉が突き当たりのやや広くなった部屋の中央にあり、そこに中国人の男女二人がガイドとして丁寧に部屋の中でのマナーやルールを説明してくれる。『無闇に喋らない』『装備を外さない(痒くても我慢!)』『集中すること』などなど、そこまでいう必要があるのか、ということまで説明してくれた。その後に扉が開いてみんな入っていく。
映画館のような薄暗い大きな部屋。椅子がたくさん並んでいて、そこへ思い思いに座っていく。私は入室にあたって同行者を見失ったが、二人しか座れない席の通路側に空きと同行者の一人を発見して、人ごみをかき分けながらどうにかして座る。すると、赤ちゃんを前に抱えている人だとわかった。『(私は)いいんだけど、本当はルール違反だけど…。』と言われて、少々バツが悪くなる。ゴツいゴーグルのようなものと、ハンドガンが座席に備え付けられており、それを装着すると、俄にゲームのようなものが始まる。
始まる直前に何かあった気がするのだが、忘れてしまった。私の周囲にいるのは自信のなさげな少年と、若干イキリ気味な頼りになりそうな少年、私を含めて三人でエレベーターで下へ向かう。突然、エレベーターの扉が開いて、何者かが飛び込んできて先のイキリ少年が負傷、敵(?)はすぐさま倒されたが、少年も間も無くフェードアウトしてしまう。私と残った少年は激しくビビる。その後は記憶が途切れているが、朧げに戦闘をしたような記憶が残る。漁夫の利を狙うような他力本願な進行だった記憶がなんとなくある。
またホールのような場所で、大勢の人が座っているがまだゲームの中だ。パリッとした服装の顔を隠した偉そうな人が(おそらく敵)がこれから何かをしようと企み、それを劇的な調子で語る。皆固唾を飲んで、それを見守るという構図。手に持ったデバイスの説明を『君らには使いこなせないだろうが。』というカンジで話している。
私を含め、みんなタブレットのような端末を持っている。大きさはかなり小さい。いつの間にか私の隣にいた幼馴染が『ミュートすれば良い。』と言って、画面右上のアイコン(ミュートボタン)を見せてくる。私は『そう、それが攻略なんだ。』となぜだか納得して、先のミュートボタンを押す。そのときに大きな音が鳴ってびっくりする。偉そうな敵が話を中断して焦ったような調子で、私に詰め寄り『なぜ、その操作をしたんだ!?』という、私は困惑して幼馴染に目をやる。『あなたの説明にヒントがあったんだ、といえば良い。』というので、そのまま言う。『どう言うヒントか言ってみたまえ!』と狼狽し、さらに追求してくるのだが、そこでどう反論したのかは忘れたが…、偉そうな敵は急にやる気を失ってしまう。『大した人間がいるが、手順を守って欲しかった。』と言ってすごすごフェードアウトする。会場がなんとも言えない空気になる。ゲームの本来の進行を妨げてしまった気がして、私はまたバツが悪くなる。その後、会場を後にすることになり、来た時の通路へいつの間にか戻る。やはりごった返しているが、今回は末尾の方にいるのでみんなについていくような形で進む。
帰り道はやたら狭く、一人ずつしか通れないような通路が建物の外に張り出しており、そこを窮屈に思いながら歩いていく。手すり越しに下の方を見るとバスがもう行ってしまって、一台も止まっていないのがわかる。振り返ると私以外にもまだ何人か残っているのがわかる。その後の記憶がないのだが、確か何かがあり、帰り道にバスの代わりに緑色の飛龍に乗って飛んでいるシーンになる。
まだ少し狭いが、乗っている人数が少ないのと私が先頭に乗っているので開放的な感じ。飛龍が何か物騒な冗談を何度か言う(内容は忘れた)のだが、なんとなく親しみやすく楽しい。下を見ると、昔私が住んでいた所の近くの懐かしい風景が見える。葉っぱが枯れて寒くて、その上やや湿っぽくて空が曇っているが、開放感が強くて不快には感じない。むしろ清々しい感じがする。
その後経緯がわからないが、何か高い場所で木製の足場を修理する場面になる。さっきの場所からそう離れていない感じが漂う。グラグラして非常に危ないが、指導者の評価が『前にいたやつより真面目だな。いいぞ。』という感じで良いので嬉しい。でも不安定なので怖いという気持ちもある。だいたいこの辺りで目が覚めた。
